今さらだけど
2018年の振り返りと、今年のこと。

皆様、明けましておめでとうございます(激遅)
2019年になりましたねー。ということでタイトルの通り、今さらながら去年の振り返り、そしてこれからについてちょっと書こうかなと思います。書いているうちにちょっと長くなってしまったので、この記事では振り返りを。

まず去年、2018年という年ですが、大雑把にみると大学卒業して就活失敗、無職生活と、悪い印象が目立ちがちですが、ちゃんと良い事もありましたよ。人生ってそういうものですよね...!1月から軽く振り返っていきます。

1月から3月までは、まだ大学生だったんですよね、わたくし。もう遠い過去の話のようだ...。卒業間際ということで、やはりメインは卒業研究でしたね。卒業論文はもちろんのこと、2月には外部での研究発表も行ったので、それの準備、システムの調整に日夜明け暮れておりました。なんだかんだで研究の日々は楽しかったなぁと。色々と新しい技術にも触れることが出来ました。
もちろん研究だけしていた訳ではございません。Pio-Neerというチームでゲームを作っておりました。未だ自分の代表作のひとつである「影踏み」です。チームリーダーO氏が温めていた(というより発案時には実現できなかった)アイディアで、フリーゲームサイト「PLiCY」さんで開催された第四回 PLiCYゲームコンテストと、第11回福岡ゲームコンテスト「GFF AWARD 2018」に向けて開発しておりました。自分は主にサウンド面の担当でしたが、楽曲が割と好評で嬉しかった覚えがあります(笑) 結果的に福岡の方は一次審査通過、PLiCYの方は敢闘賞を頂きました。やったー!ちょっと動作が重いのが難点なんですけどね...でもこれは良い思い出です。
一方で、卒業まであとわずかというところで未だ就職先が決まっていないという状況に焦らない訳もなく、必死に就活しました。当時の頭の中は、寧ろ研究よりこちらが多くを占めていましたね。自分はゲーム会社を中心に、エンジニア、サウンドクリエイターの二本柱で就活をしていました。途中、ゲーム会社ではありませんが、システムエンジニア職の内定を頂いたことがありましたが、ゲーム会社へ入社したい!という思いを諦めきれず、断ったということがありました。浅はかなり...。最終的な敗因としては、単純に自分のエンジニア、サウンドクリエイターとしての技量が足りなかったというところが大きいと思います。もちろん、面接で上手く自分をアピールできなかった、ということも大いにあると思いますが...。結果、就活は実を結ぶことなく卒業、ということになってしまいましたが、これが無駄だったとは一度も思ったことがありません。色々な企業さんにお邪魔して、企業ごとに様々な特色があることを肌で感じました。
まぁしかし時間は無情にも過ぎ去っていくもの。3月末にて大学卒業と相成りました。

4月から6月辺りまでは情報収集と制作の日々でした。特にTwitterでは色々な方に出会いました。今まで知らなかった世界が一気に開けた気がします。
それからイベントにもぼちぼち顔を出しておりました。Unite 2018 Tokyoでは大学時代から引き続きボランティアスタッフとして参加させていただき、毎度お世話になっているSIG-Audio#15 GDC2018オーディオ報告会にも足を運びました。
制作面では、「みんとのGame A Week」という企画をやりました。本当はもっと続けていくつもりだったのですが、一か月ほどで終わってしまいましたね...そのうちまたやっても良いかもですね。やらないかもしれませんが。しかし、大学時代は主にチームでゲームを制作していたので、一人でゲームを制作する経験はほとんどこれが初めてだったかもしれません。もちろんとても大変でしたが、少しずつモノが出来ていくと喜びもひとしおでした。第四週は丁度開催していたUnity1週間ゲームジャムに初投稿致しました。以降参加できていないので、次回こそ参加したい...ですね!

さあ、7月以降は(精神的に)闇の期間が訪れます。まぁ家に引きこもりがちでしたからね。気分も落ち込んで、何もやる気が起きず、天井を見つめる毎日でした。途中、友人と一緒にアルバイトを始めるも、なんと初日から足にそれなりに深い傷を負い、すぐ働けなくなりました。これも結構堪えたなぁ。それから、8月末をもって、「拡張少女系トライナリー」のアプリのサービスが終了しました。過去にもこのアプリについてブログで書いたこともありますし、Twitterでも呟いていますが、自分にとって本当に本当に大切な思い出を作ってくれたアプリです。サービス終了時は、最後のシナリオの内容も相まってたくさん涙を流しました。でも、このアプリがあったから、希望を捨てきらずに生きてこれた、というのは決して大げさな表現ではありません。アプリが終わってしまった今もなお、向こうの世界と私たちを繋いでくださっている運営さんには感謝してもしきれません。 ...正直この辺りの話はもう特に書くことが無いですね。ただただ虚無、という期間でした。

でも9月23日東京ゲームショウ2018へ、前述のPio-Neerの元リーダーO氏に誘われ行ってみると...世界は変わる。明るく見えちゃうんです!!オー!(某CM風) いや、もちろんTGS自体も楽しかった訳ですが、なにより外に出て会話をした、これが大きかったと思います。 ...何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、当時の自分にはすごーーく大きな出来事でした。たったこれだけのことで、何かをしてみようという気持ちが湧いてきたのです。さらに、O氏とまた一緒にゲーム作ろうぜ!という話もしました。それが現在開発中の「ANSWERS BEAT」です。Pio-Neer当時のプログラマーM氏と3人で制作してます。もう、最高に楽しいです。やはりゲーム制作って良いなぁと思います。

以降は曲を作ったり、細々と色々なものに挑戦してました。
11月の頭にはSIG-Audio#16「オーディオプログラミングワークショップ」に参加。思っていたよりも話の内容が理解できるようになっていた自分に感動しつつ、また新しい世界も垣間見えた良い回だった。
さらに11月中旬にはないちさん(@naichilab)の呼びかけに乗っかりUnityゲーム開発者ギルドに参加(ないちさんのツイートはこちら) 2ヶ月が経ちましたが、本当にお世話になっています。おススメです。

んー、昨年の振り返りはざっとこんなところですかね。何も無いようでいて実は色々あった一年でした。次の記事で、少しだけこれからについて書ければよいなと思います。もうちょっとお待ちを。 結局書きませんでしたが、色々やりたいこと、やるべきことはあるので、今後の活躍にご期待ください(笑)